自公苦戦のまま選挙戦は終盤に突入 石破首相は参院選「何議席」なら辞めるのか

連日、応援演説に入っている石破首相だが、追い詰められた悪相が目立つ。いきなり給付の継続を言い出すなど、正気を失っている自民党。公明党も劣勢は変わらず、与党は気も狂わんばかりの終盤戦。焦点は与党過半数割れだが、もう一つの注目は?
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「異例の政権選択選挙」──などと言われる参院選の投開票日(20日)まで1週間。真夏の選挙は終盤戦に突入したが、自公の劣勢は相変わらずだ。
「自民党の調査では序盤に比べてさらに5議席ほど、下がっています。選挙戦に入っても右肩下がりであることが深刻です。理由は明確で、序盤戦は給付か、減税か、の党首討論で、1人だけ給付の石破首相が野党から集中砲火を浴びる展開になってしまった。これじゃあ、上がり目はありません」(ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)
そこで自民党、中盤では「攻め」に転じることにしたそうだ。
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