混迷の伊東市政…不信任の田久保市長が“論点ずらし”の議会解散→「悲劇のヒロイン」演出の悪あがき
市長が選挙後の議会で不信任案を回避するためには、反対にまわる市議が7人必要だ。市長は自身に近い候補を擁立するとみられているが、勝算はあるのか。市議のひとりはこう言う。
「いくら地方議会とはいえ、素人が勝てるほど選挙は甘くない。市長側は厳しい戦いになるでしょう。ただ、田久保市長のことだから、SNSで過激な発信を増やすなど情報戦を仕掛けてくるかもしれない。首長にのし上がっただけあり、実際に市長は『演出』がうまい。応援する市民も一定数いる。誤情報が拡散され、斎藤知事がまさかの再選を果たした兵庫県知事選のようなことが起こるかもしれない。不信任に至った経緯などを丁寧に説明し、戦っていくしかないです」
市長の悪あがきはいつまで続くのか……。
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