茂木敏充氏は約1億3800万円!自民総裁5候補「企業・団体献金」ガッポリの呆れた実態
「岸田前政権で党中枢の幹事長を3年近く務めていたこともあり、集金力は抜群です」(永田町関係者)
次いで、金額が大きかったのは高市氏の約4100万円だ。特徴的なのは、21年に全体の半分を超える2350万円を受領していること。22、23年は地元の企業や団体がメインだが、21年は東京や北海道に所在する企業・団体から献金を受け取った。この年は衆院選があり、公示前後の秋口に集中しているから、選挙資金を集めていたのかも知れない。
3位は「コバホーク」こと小林氏の約3300万円で、やはり衆院選があった21年に収入が集中している。4位は林の約1800万円だった。
最下位は小泉氏の約1300万円。地元・神奈川県の中小企業や金融機関、タクシー協会といった業界団体から集めている。「人気者」なのに、最下位とは意外な結果だ。
「小泉さんの“儲け口”の大半は政治資金パーティーです。彼が代表を務める資金管理団体『泉進会』は収入の約9割がパーティー収入。一部で“パリピ進次郎”と揶揄されているほどです」(官邸事情通)
誰が総裁になっても自民の金権体質にメスを入れるのは、とても無理だ。
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自民総裁選に出馬している5候補は本当に庶民の生活をわかっているのか。【もっと読む】【さらに読む】で詳しく報じている。