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田中秀征元経済企画庁長官

1940年、長野県生まれ。東大文学部西洋史学科、北大法学部卒業。83年、衆院議員初当選。93年6月、新党さきがけ結成、代表代行。細川政権で首相特別補佐、第1次橋本内閣で国務大臣・経済企画庁長官。福山大学教授を経て現在客員教授。「自民党本流と保守本流」「平成史への証言」「新装復刻 自民党解体論」「小選挙区制の弊害」など著書多数。

首相談話の意義(4)細川護熙首相の突破力

公開日: 更新日:
内閣発足後初の会見に臨む細川護熙首相(C)共同通信社

■海外の大反響

 1993年の総選挙で自民党は55年の結党以来初めて政権から離れた。非自民政権といわれた細川護熙政権はかつてない国民的人気を博した。

 細川首相は8月10日の初記者会見で「侵略戦争」の表現を受け入れた。

 私はその時、議員宿舎にいたが、会見が終わ… 

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【連載】田中秀征 政界回想寸話

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