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相澤冬樹ジャーナリスト・元NHK記者

1962年宮崎県生まれ。東京大学法学部卒業。1987年NHKに記者職で入局。東京社会部、大阪府警キャップ・ニュースデスクなどを歴任。著書『安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由』(文藝春秋)がベストセラーとなった。

高市首相への手紙「公平で公正な日本のために」…赤木雅子さんが奈良の地元事務所へ

公開日: 更新日:

亡くなった俊夫さんと高市首相の「偶然の一致」

 これは高市首相が目指す国のありようにも合致するはずだ。

『高市総理が(自民党)総裁選で語った「公平で公正な日本を実現」するためにも、総理の決断で(再調査を)実現してください』

 最後に雅子さんは、夫・俊夫さんと高市首相の偶然の一致について触れた。

『夫が亡くなったのは三月七日。高市総理のお誕生日と同じというのもご縁を感じます。どうぞよろしくお願いいたします』

 11月4日、雅子さんは奈良県大和郡山市にある高市総理の地元事務所を訪れた。中に入るとご本人の等身大パネルが出迎えてくれる。その脇に総理就任を祝う胡蝶蘭が所狭しと並ぶ。奥には高市首相が慕う安倍晋三元首相のポスターも掲げられている。
事務所の担当者は高市首相のパネルと雅子さんのツーショット写真を撮り、ポスターもプレゼントしてくれた。手紙も受け取ってくれたが、「本人はほとんどここには来ませんからねえ」

 それでも高市首相が読んで願いを受け止めてほしいと雅子さんは期待している。総理が決断すれば相当なことができると石破前首相が森友文書開示で示してくれた。それにこれは高市首相の語る「公平で公正な日本」のために必要なことだと思うから。ポスターにも「信念と実行力」と書いてある。

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