知床観光船事故の初公判で無罪主張…何事もなかったかのように商売続ける“土下座社長”の鉄面皮
地元住民も呆れかえるほどの無神経さ
桂田被告は自宅近くで車を運転している姿がしばしば目撃されている。事故後、宿泊施設名を変更したり、営業期間の拡大や設備工事を行うなどして、宿泊事業の立て直しや存続を図っている。
「あの事故をきっかけに知床観光全体が大打撃を受けたというのに、本人はその自覚がないとしか思えない。遺族に対してもきちんと謝罪していないぐらいですから、地元にも何の説明もありません。関わりたくないという住民は多く、皆、呆れ返っています。事故の経営者とは知らずに宿泊している利用客がいるからなんとかやっていけるのでしょう。親も奥さんも幼い子どももいるからなのか、普通の神経の持ち主だったら、住み続けるのがつらくなるはずですが……」(地元関係者)
悪天候が予想された中、事故は予見できなかったのか、出航判断は正しかったのかが、最大の争点となる。この3年半、まともに説明や謝罪もせず、配慮を欠いた言動を繰り返し、逃げ回っていた土下座社長に対する遺族の処罰感情は強い。


















