全面切り替えでトラブル続き混乱拡大…それでも厚労省「マイナ保険証メリット周知」の笑止
■医療機関は点数加算の“小遣い”稼ぎ
「現場判断に委ねる曖昧な通知のせいで、医療機関によって『マイナ保険証しか受け付けない』『うちは暫定措置は取らない』など、対応にムラが生じているのです。マイナ保険証か資格確認書で確実に資格情報を確認して面倒を避けたい医療機関の心情も理解できますが、さすがに受診できないのはおかしい。マイナ保険証の利用率などに応じ、診療点数に加算される『医療DX推進体制整備加算』が目当ての医療機関も中にはあるでしょう」(保団連事務局次長・本並省吾氏)
医療機関にニンジンをぶら下げ、患者をマイナ保険証に追い込む──。これで「メリットを周知」とは笑わせる。
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