維新が大阪比例重複“ゾンビ議員”容認 またもや改革サギで衆院選「ひとり負け」が確実に

公開日: 更新日:

 まずは本家のゾンビに謝ってほしい。日本維新の会が23日、来たる衆院選で大阪府内の全19小選挙区に擁立する公認候補のうち、17人の比例重複立候補を認めることを正式に決めた。耳を疑う決断である。

 比例重複の対象から外れるのは、大阪12区の藤田文武共同代表と同17区の馬場伸幸前代表の2人のみ。2024年の前回選は公示間際に公認した1人を除き、比例重複を認めなかった。それを「維新の覚悟」などと誇らしげに強調してきたのが、大阪府知事の吉村洋文代表だ。

「改革のセンターピン」と位置づけた衆院の議員定数削減を巡り、重複立候補による比例復活をクサし、「ゾンビ議員いっぱいつくるような制度ほんまにいいんですか」と主張。自身も衆院議員時代に比例復活した過去を棚に上げ、ゾンビ議員批判を重ねてきた。

 吉村代表の強気から一転、ゾンビ議員容認とは目に余る二枚舌だ。23日の会見で、藤田氏は「(前回は)比例重複がなくて比例票の上積みがしにくかったとの有識者の指摘があった」と言い訳したが、その「有識者」とやらを連れてきた方がいい。維新は党勢低迷中で、地盤の大阪でも議席を減らせば与党としての面目丸つぶれ。なりふり構わぬ悪あがきではないのか。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    インフレ加速、ローン金利は上昇…高市政権で庶民の実質賃金がプラスに転じることはない

  2. 2

    前橋市長選で予想外バトルに…小川晶前市長を山本一太群馬県知事がブログでネチネチ陰湿攻撃のナゼ

  3. 3

    「ラブホ密会」問題も何のその!小川晶前市長の超“人たらし”戦略 12日投開票の前橋市長選情勢

  4. 4

    高市政権が抱える統一教会“爆弾”の破壊力 文春入手の3200ページ内部文書には自民議員ズラリ

  5. 5

    高市“安倍イタコ政権”にSNSでは《マジでキモい!!!》の声も 伊勢神宮参拝に元首相の遺影持参で物議

  1. 6

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網

  2. 7

    国民民主党はやはり「連合」を捨てるのか? 自民の名指しラブコールで玉木代表“股裂きモテ男”復活

  3. 8

    レアアース禁輸懸念が広がる中…「反中スター」小野田経済安保相の“勇ましいフェイク動画”が大バズり

  4. 9

    統一教会へのエール発覚の自民・萩生田光一幹事長代行が「早期解散」を牽制するセコイ意図

  5. 10

    吉村代表は「勝負の年」とヤル気満々も…チンピラ維新の大本命目標「副首都構想」に暗雲

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網