維新が狙うOTC類似薬「100%負担」のショボすぎる“保険料軽減効果” むしろ医療制度改革に火種のトンデモ愚策
実際、自維協議の内部資料には、見直し対象の薬剤を最大で約1000成分(約7000品目)にまで拡大し、かつ薬剤費の100%を患者負担に回した場合が想定されている。この意味するところは「すべてのOTC類似薬を保険適用から外して患者負担にする」ということだ。
■医療費差右舷効果は全体の約4%
それでも、医療費削減効果は約2兆円。医療費全体の約4%に過ぎない。国民1人あたりの保険料軽減額はせいぜい月700円程度である。吹けば飛ぶような効果しかない。患者負担増の撤回を求める全国保険医団体連合会の事務局次長・本並省吾氏が言う。
「保険料を払っているのに、病気になっても薬を自費で賄うことになれば、公的保険とは言えません。患者に負担をツケ回すこと自体、おかしな話です。発熱時に市販の解熱剤を服用する方が増えれば、受診控えが起き、症状の原因をマスキングしてしまうことにもなりかねず、感染症を広げるリスクも高まります。政府が『健康=自己責任』を強いることに危機感を覚えます」
維新といえば、いわゆる“国保逃れ”の震源地。保険料負担をゴマかすような連中に、公的保険制度を壊されてはたまったもんじゃない。
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高額療養費制度の改悪に「OTC類似薬」負担見直し……。庶民の負担は増すばかりだ。【もっと読む】【さらに読む】で詳しく報じている。


















