高市首相が画策「逃げ恥国会」は大失敗!予算年度内成立に暗雲、11年ぶりの暫定予算編成へ
「高市1強」にすがった強引な国会運営は、「良識・熟議の府」たる参院では通用しない。高市首相がこだわる「来年度予算の今年度内成立」は極めて厳しい状況だ。野党が求めてきた暫定予算の編成に向け、ようやく政府・与党は重い腰を上げ始めた。
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「不測の事態に備えて暫定予算を編成する方向で検討したい」──。
高市首相は23日の自民党役員会で、こう表明。あくまでも予算案の年度内成立が大前提と譲らなかったが、「少数与党」の参院で野党に譲歩せざるを得なくなった格好だ。
暫定予算の編成となれば、2015年の安倍内閣以来、約11年ぶりとなる。
十分な予算審議の確保と暫定予算の編成を求める立憲民主党など野党は、政府・与党が拒否すれば予算関連法案の審議にも応じない姿勢を見せてきた。
暫定予算編成の可能性が浮上したことで、状況は一転。立憲の斎藤国対委員長は審議に応じる意向で、「速やかに編成して示してほしい」と強調した。政権内では暫定予算案を27日に閣議決定する日程が浮上しているという。
「衆院の3分の2議席を占める『数の力』を背景に、自民党は予算案の衆院通過を強行しましたが、参院では簡単に押し切れないことは誰もが予想していたことです。参院の与野党国対間では予算案の審議入りに際し、野党が求める『予算審議60時間以上の確保』『日米首脳会談後の帰朝報告』『例年通り4、5回の集中審議の実施』について、内々で合意していました。これらを実現するとなると年度内では時間が足りず、暫定予算の編成が必要なのは、最初から自民党も分かっていたこと。『不測の事態に備える』とはもっともらしい言い訳で、単なる詭弁です」(野党国対関係者)


















