言葉だけ「停戦合意」のバカバカしさ トランプの大罪は「ペルシャ湾の海底の栓を抜いた」こと

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今すぐ見直せ うっふん外交

レバノン南部、イスラエルの空爆で立ち上る黒煙(C)ロイター

 形だけ「停戦合意」の綻びがもう、イスラエルのレバノン攻撃で露呈しているが、こんな合意を歓迎している高市政権のオメデタさ。

 それよりも千葉大特任教授の酒井啓子氏が指摘するようにトランプ米国の大罪を糾弾することが大切だ。この戦争がもたらした傷痕と混乱は凄まじいものになるだろう。

  ◇  ◇  ◇

 イランとの2週間の停戦合意をめぐり、米国のトランプ大統領は「完全な勝利だ」と誇っていたが、明らかに薄氷だ。ほんの数時間で綻びが露呈した。停戦を仲介するパキスタンとイランはレバノンを含む地域全体の停戦を主張しているが、イスラエルは無視。対イラン軍事作戦開始後、最大規模のレバノン攻撃を8日(現地時間)に実施した。親イランのヒズボラの拠点が集中する首都ベイルートや南レバノンで100カ所以上を空爆したという。ホワイトハウスのレビット報道官らは「レバノンは停戦合意の一部ではない」とイスラエルを擁護。国際法違反の先制攻撃を食らったイランが黙っているはずがない。 

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