内閣広報室がXに謎の「広報室試行アカウント」突如開設の裏事情とセンスのなさ

公開日: 更新日:

 高市首相は結局、翻意したものの、「あいつに羽交い締めにされた。許せない」として、政府関係者の前で今井氏の「クビ」を宣言したというのだ。この報道について高市首相は、国会答弁で「誤報」と否定している。

■月刊誌「選択」の報道を改めて否定

 その上で「広報室試行アカウント」は、産経新聞電子版の記事(きのう公開)を取り上げ、「実際には訪米前、首相は今井氏と面会する機会を持たなかった」との記事中の一節を引用し、「そのとおりです」と投稿。「選択」が報じた内容を、改めて否定しているのだ。

「アカウントの運用は、かつて安倍晋三元首相の秘書官を務めた、佐伯耕三内閣広報官が主導していると聞きました。官邸をめぐってはさまざまな報道がされていますから、メディアへの牽制でしょうね。とはいえ、公的なアカウントが身内のイザコザに関する報道をイチイチあげつらい、反論するというやり方はちょっとセンスがないですね」(政界関係者)

 また、1日は「選択」5月号の発売日で、「高市『小誌誤報』に物申す」との記事が掲載されている。内容としては、今井氏はやはり執務室に乗り込んでおり、高市首相と自衛隊派遣を巡り「激論」を交わしていたと詳報するものだ。アカウント開設を「選択」の発売日にかぶせるあたり、「やはり『選択』の報道を打ち消そうとしているのでは」(メディア関係者)と見る向きもある。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    高市首相が天皇皇后のお望みに背を向けてまで「愛子天皇待望論」に反対する内情

  2. 2

    高市政権また老人イジメ…財務省が高齢医療「3割負担」早期引き上げ提言、政府「骨太の方針」への明記も

  3. 3

    高市陣営の「中傷動画」疑惑拡大に自民議員ビクビク…“被害者”枝野幸男氏にSNSで「動け」コメント殺到

  4. 4

    高市ドン引き外交またも炸裂! 豪首相をファーストネーム呼び、“絵文字”付きサイン…識者「デリカシーなし」とバッサリ

  5. 5

    市場にも見透かされる一時しのぎ ドーカツ円買い介入もやっているふり

  1. 6

    皇位継承安定へ「旧宮家養子案」…中道容認報道に枝野幸男元代表ら立憲出身者が激オコ猛反発の波紋

  2. 7

    高市支持“大派閥構想”は自民の醜い政局ゴッコ 将来の総裁候補も大ボス麻生太郎氏も実態は面従腹背

  3. 8

    消えないナフサ供給不安、現場にはモノ届かず…高市首相4.16明言「目詰まり解消」はやはり大ウソだった

  4. 9

    衆院選「中傷動画」問題で高市首相「秘書を信じる!」超強気答弁が“命取り”に…追及ネタ再投下される恐れ

  5. 10

    チンピラ維新が「選挙妨害規制」をブチ上げるバカらしさ 識者も「立法事実は乏しい」とバッサリ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    《タニマチの同伴女性の太ももを触ったバカ》を2発殴打…元横綱照ノ富士に大甘処分のウラ側

  2. 2

    日本ハムは「自前球場」で過去最高益!潤沢資金で球界ワーストの“渋チン球団”から大変貌

  3. 3

    高市首相が天皇皇后のお望みに背を向けてまで「愛子天皇待望論」に反対する内情

  4. 4

    年内休養の小泉今日子に「思想強すぎ」のヤジ相次ぐもファンは平静 武道館での“憲法9条騒動”も通常運転の範囲内

  5. 5

    新庄監督にガッカリ…敗戦後の「看過できない発言」に、日本ハム低迷の一因がわかる気がした

  1. 6

    『SHOGUN 将軍』シーズン2撮影中の榎木孝明さん「世界的な時代劇映画のプロデュースに関わりたい」

  2. 7

    横綱・豊昇龍が味わう「屈辱の極み」…大の里・安青錦休場の5月場所すら期待されないトホホ

  3. 8

    和久田麻由子アナがかわいそう…元NHKエースアナを次々使い潰す日テレの困った“体質”

  4. 9

    あの細木数子をメロメロにさせて手玉に…キックボクサー魔裟斗のシタタカさ

  5. 10

    細木数子と闘った作家・溝口敦氏は『地獄に堕ちるわよ』をどう見たか? “女ヤクザ”の手口と正体