つくば学園・遺体なき殺人事件 近所に暮らす女性「子どもに優しく、穏やかな印象しかないんですよ」

公開日: 更新日:
2人が暮らしていた家(提供写真)

 妻を殺害した犯人が暮らしていたのは、茨城県つくば学園都市の新興住宅街である。つくばエクスプレスがつくばから秋葉原へとつながり、利便性が増し、注目を集めているエリアだ。

 最寄り駅の研究学園駅から歩いて20分ほどの場所にある住宅街は、落ち着いた雰囲気が漂っている。訪ねたのは夕方だったこともあり、学校から帰ってきて、家のまわりで遊ぶ子どもたちの姿を多く見かけた。

 そんな住宅街に、雨戸が閉められ、一軒だけ人けのない家がある。その家の周囲では、子どもたちが遊んでいることもあり、その家の静けさだけが目立ってしまう。

 この家の主であった小野陽は、群馬県警の元警察官で、2015年に殺害した小野理奈さんと入籍。この住宅街で暮らし始めた。しかし、結婚してから2年後には、2人の関係が悪化する。結婚3年目には、理奈さんが帰省中に、小野は家の鍵を勝手に変えた。それにより、理奈さんは実家へ帰ることを余儀なくされ、別居状態となったのだった。

 夫婦仲に深刻な亀裂が入ったこともあり、2人は離婚に向けて調停中だった。さらに2人の間には、長男の監護権を巡る争いもあった。2人は弁護士を立てて、監護権について争った。結果は、監護権は理奈さんとなった。

 裁判所の命令で、小野は長男を引き渡すこととなり、不満を募らせ、事件の要因となった。

 家庭が崩壊する以前の、小野の様子について、近所に暮らす女性が言う。 

この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。

(残り846文字/全文1,459文字)

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    活動終了「嵐」メンバー「消える人」と「生き残る人」…“一番先行きが厳しい”のは?

  2. 2

    Netflixで話題「古畑任三郎」 伝説の神回《動機の鑑定》に描かれる古美術界のリアリティーに迫る

  3. 3

    松尾雄治さん(1)ゴルフ場で意識を失う…「気が付いたら病院のベッドでした」

  4. 4

    メジャー屈指の不人気球団が佐々木麟太郎を指名…“銭ゲバ”マーリンズの黒歴史

  5. 5

    ビートルズよりもストーンズよりもすごいバンド、ラトルズ!

  1. 6

    女性を巡る愛憎より友情が勝った永遠のバディー

  2. 7

    “スジ悪”すぎる副首都法案のボロが露呈…国会審議で維新の「大阪ありき」に集中砲火

  3. 8

    48年ぶり映画出演の由美かおるさんが語る 人生が変わった瞬間「11PM」「水戸黄門」エピソード

  4. 9

    はつらつプレーで4人に音楽の喜びを取り戻させた陰のMVP

  5. 10

    木原稔官房長官「国会会期延長必要ない」が波紋呼び修正…失言連発で“調整役”として機能せず