著者のコラム一覧
溝口敦ノンフィクション作家、ジャーナリスト

1942年7月5日生まれ。早大政経卒 徳間書店、博報堂勤務を経て、フリージャーリストに。暴力団や闇の世界に深く食い込んだド迫力ルポには定評がある。『食肉の帝王』で第25回講談社ノンフィクション賞受賞、日本ジャーナリスト会議賞受賞。『暴力団』(2011年)がベストセラーに。

弘道会系組長父子が襲撃された背景に何があるのか

公開日: 更新日:
4日未明、群馬県伊勢崎市本町で起きた発砲事件の現場を調べる調査員(C)共同通信社

 3月4日、午前3時半ごろ、群馬県伊勢崎市で6代目山口組の主力、弘道会の野内組傘下栗山組の組長と実子の2人が拳銃で撃たれ、組員1人が車でひかれて重傷を負った。襲ったのは稲川会系の関係者とみられている。

 稲川会の内堀和也6代目会長(山川一家総長)は山口組の竹内照明若頭補佐(… 

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