児相が警察に連絡し、父親は自宅で逮捕され、即、監督をクビになった。「こんなはずじゃなかった」と娘は泣き崩れた。
今の子どもたちは、自殺するかどうかの相談までAIにしているといわれる。AIの普及で、ものを考えない、人間とは話さない、自分で物事を決められない子どもが世界中で激増し、深刻な社会問題になっている。
かつて大宅壮一は「テレビで一億総白痴化する」といった。私は「AIは世界中の人間をバカにする」と予言する。小野貴宏は身をもってそれを“立証”してくれた。彼が教えてくれた貴重な教訓を、われわれは無にしてはならない。 (文中敬称略)
(元木昌彦/「週刊現代」「フライデー」元編集長)