シリーズ 保阪メモ「昭和史余話」(59)ゾルゲ事件で陸軍の政治を担う勢力図が変わった
私が感じた歴史の怖さは憲友会の幹部(戦時下の佐官)の証言にあった。以下のような内容であった。
「君の想像していることは大体わかる。陸軍省の軍務局長の武藤章さんが、ゾルゲ事件の尾崎秀実に情報を漏らしていた、だから逮捕されるべきではなかったか、というのだね。しかし軍事を動かし…
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