自動車事故は認知症の早期シグナルなのか…米国老年医学会誌で報告
認知機能の低下は、認知症の診断を受ける数年前から始まっていることが知られています。クレジットカードの支払いを忘れたり、食料品の買い物を忘れたりするなど、日常生活におけるささいな出来事の中に、認知症の兆候が表れることも珍しくありません。
自動車の運転もまた、高度で複雑な認知能力を必要とします。
その意味では、高齢者における自動車事故は、認知症の初期兆候と関連している可能性があります。
そのような中、認知症の診断と自動車事故の関連性を検討した研究論文が、米国老年医学会誌の電子版に2026年8月6日付で掲載されました。
米国で実施されたこの研究では、認知症(アルツハイマー病)と診断された4万3115人(平均82.7歳)と、年齢や性別、受診タイミングを一致させた5つの比較集団(認知症の診断を受けていない4万3115人、心筋梗塞を発症した4万2665人、喘息を発症した4万2191人、慢性閉塞性肺疾患を発症した4万2922人、糖尿病を発症した4万2731人)における自動車事故の発生率が比較されています。


















