「パパ活捜査」とウソをつき少女から金を取り返す…警察官の職権乱用は腹いせか?

公開日: 更新日:

「警部補はその日、勤務があり、少女と会う直前まで単独で捜査車両を使用していた。本来なら勤務終了後、職場に戻るのだが、少女に会うためにコンビニに直行した。少女の顔を見るなり、警察手帳を提示して『パパ活のおとり捜査だ』と伝え、捜査費名目として、渡した現金からホテル代を差し引いた額を返金させた」(捜査事情通)

 少女から話を聞いた関係者が警部補の言動を不審に思い、県警に問い合わせたところ、「捜査ではない」と説明され、虚偽捜査がバレた。

 調べに対し、「間違いありません。大変申し訳なく思っている」と供述している。

 警部補は妻帯者にもかかわらず、パパ活だけでなく、一般女性と約1年にわたって不倫関係にあったことも判明した。

 先月27日には、大阪府警で「パパ活」を取り締まる立場の生活安全特別捜査隊のナンバー3の男性幹部(53)がパパ活をしていたことが発覚。不同意わいせつ容疑でパクられた。幹部は親子ほど年の離れた16歳未満の家出少女に現金を渡し、カラオケボックスの個室で少女の体を触っていた。

 相手が若い女の子となると、我を忘れ、見境がなくなるのか。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 事件のアクセスランキング

  1. 1

    プロ注目の大商大強肩捕手が逮捕の衝撃! 初対面15歳女子中学生を毒牙にかけた卑劣行為の一部始終

  2. 2

    東京・湯島の12歳少女置き去り事件…鬼畜オーナーはタイ人女性スタッフに睾丸マッサージを強要していた

  3. 3

    男児の裸に「興奮するのを通り過ぎた」…75歳“ショタコン”元小学校教諭ド変態行為の一部始終

  4. 4

    明治20年創業の老舗寿司店が廃業へ…5代目婿養子「10年前のわいせつ行為」での再逮捕がトドメ

  5. 5

    中1女子に2万円渡し性的暴行…逮捕されたロリコン維新元議員・椎木保容疑者は小中高の元教員

  1. 6

    豊洲市場で盗んだマグロのカマを焼いて客に提供…東京湾岸エリア人気居酒屋女将の“商魂”

  2. 7

    国内最多スカウト組織の逃走を手助け…警視庁警部補スパイが漏らした重大捜査情報

  3. 8

    ニセ裏千家師範が123万円詐欺で逮捕…墓穴を掘ったのは手の込んだ「資格授与」演出だった

  4. 9

    「白血病を再発し余命1カ月」と男性客に嘘つき3900万円ダマし取る…美人ソープ嬢の「詐病」がバレたきっかけ

  5. 10

    安倍元首相銃撃初公判を傍聴…鈴木エイト氏が見た山上徹也被告は「ふてくされているようだった」

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ