安倍元首相銃撃初公判を傍聴…鈴木エイト氏が見た山上徹也被告は「ふてくされているようだった」

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 旧統一教会問題を長年追及し初公判を傍聴したジャーナリストの鈴木エイト氏はどう見たのか。

「言い方は悪いけど、山上被告はふてくされているようだった。終了後、弁護士に『傍聴席の視線が気になった』と話したそうですが、『自分の態度はどう見えていたか』『これでよかったのか』と確認するなど、随分気にしていたようです。髪の毛がものすごく伸びていて、印象が変わりました。罪状認否でもボソッ、ボソッとほとんど聞き取れない小さな声で、はっきりしゃべらなかった。表情や感情が表に出づらく、人付き合いが苦手で他人とうまくつながれなかったことが、事件の要因のひとつだったのかと感じました」

■検察側は旧統一教会の影響を全否定せず

 弁護側が事件の背景に宗教的虐待があるとしているのに対し、検察側は旧統一教会の影響を過大視すべきではなく、犯行そのものの悪質性を重視し、恨みは後付けとしている。

「公判で検察側が統一教会の影響を全否定しなかったことは意外でした。裁判員は、双方とも説得力があると感じたのではないか。ただ検察側は山上被告の殺害動機を短くつなげ過ぎている。そんな単純な話ではないし、短絡的で決め付けている印象です。自分が関わってきた問題として、弁護側の冒頭陳述の方が納得はできました。公判では彼が犯行に使用した手製の銃が提示され、衝撃を受けました。これだけ大それた物を製造できる知識を持ち、そこまでして殺害しようとした動機や手段、計画性といった犯情の重さを検察側は裁判員にアピールできたのではないか」(鈴木エイト氏)

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