35歳のトライ元塾講師が明かしていた「近大替え玉受験」仰天の動機

公開日: 更新日:

「出願書類には野口と高校生のそれぞれの顔の特徴を組み合わせた加工写真が使われていた。野口が生成AIを使って合成したもので、英検受験時に使用した自身の写真と、近大を受験する高校生が別人であることがバレないようにするためだった」(捜査事情通)

 高校生は推薦入試に合格し、入学手続きを済ませ、出願時、大学側に提出した加工写真がそのまま学生証に使われた。今年3月、大学から交付された学生証を見た家族が「あんた、顔ちゃうやんか」と指摘。本人を問い詰めたところ、「塾の先生がやった」と認めたため、大学側に問い合わせ、不正が発覚。合格取り消しとなった。

 野口容疑者は10年ほど前から個別指導の講師を務め、近大を志望する受験生らを担当。不合格者はほとんどなく、高い合格実績を誇っていた。

 調べに対し、「不合格者を出したくなかった」と供述しているという。

「写真の用意や段取りを含め、すべて野口がやっていたようだ。教え子はどちらかいうと、野口に言われるがまま従っていたような感じやった。家族は事情をまったく知らず、教え子と野口の間で金銭のやりとりもなかった。リスクを冒してまで替え玉受験したんは、不合格者を出したら指導者としての評価が下がると考えたのかもしれん。教え子については任意で話を聴き、共犯にあたるかどうか引き続き調べる」(前出の捜査事情通)

 そこまでして「合格請負人」のメンツを保ちたかったのか。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大苦戦「うたコン」がテレ東音楽祭と昭和歌謡に寄せて復活のノロシ! 矢沢永吉、井上陽水の名曲も次々と…

  2. 2

    Number_i「100億円プロジェクト」始動 矢沢永吉も壁にぶつかった世界進出がいよいよ現実に

  3. 3

    大和ハウスが「新築戸建て住宅」販売を都市圏に集約…もはや地方で売るのが難しくなった背景

  4. 4

    クレイジーケンバンド横山剣さん「五木寛之さんからいただいた歌詞は、すぐにメロディーが思い浮かびました」

  5. 5

    《芸能界ってなぜ『在日』を隠すの?》…中村ゆりさんがルーツを胸に「負けん気」を貫いた44年の生涯

  1. 6

    巨人・戸郷翔征が試合ブチ壊し! 桑田真澄前二軍監督が去り、漂う「万策尽きた感」

  2. 7

    日本ハム助っ人レイエスに「70万ドル請求訴訟」 タティスJr.も敗れた“収入10%契約”の落とし穴

  3. 8

    『スマスロ ミリオンゴッド』導入から4カ月、目立つ空き台の裏でファンが期待するホールの対応

  4. 9

    巨人ベテラン坂本勇人の評価が爆上がり! 改めてクローズアップされそうな「打撃・守備以外の魅力」

  5. 10

    萩本欽一〈45〉斉藤清六を全国区にした誰も知らない裏話 “弟子入りNG”から評価を一転させたんです