自転車の荷台に空き缶大量積載…“回収のおっちゃん”装い繰り返した「出店荒らし」の狡猾手口
逮捕された「コソ泥」は大量の空き缶を積んだ自転車に乗り、回収するフリをしながら、現金のありそうな店を物色していた。
大阪府内の各地の飲食店で窃盗を繰り返したとして、府警捜査3課は22日までに、門真市の元派遣社員、白石直幸容疑者(58)を窃盗と建造物侵入の疑いで逮捕・送検した。
白石容疑者は昨年8月から今年3月にかけ、営業時間外の夜間や無人のタイミングを狙って店舗に侵入。レジや店内から現金や商品を盗む「出店荒らし」を繰り返していた。被害に遭ったのは焼き肉店や焼き鳥店、居酒屋など42店舗。被害総額は現金約370万円、レジスターや金庫など約40万円相当の計410万円に上る。
■警察官に怪しまれない
白石容疑者はビニール袋に入れた空き缶を大量に積載した自転車に乗りながら、道路沿いにある店舗に狙いを絞っていた。木製ドアとかアルミ製の勝手口を確認し、開けやすそうな扉を見つけると、工具でカギの部分を破壊して忍び込んでいた。
「辺りをウロウロしだすのは大体、飲食店が営業を終える深夜0時過ぎから。周りから怪しまれんように缶拾いのおっちゃんらと同じ、深夜から早朝にかけて活動しとった。本人も昔、缶拾いをしとったことがあり、『警察官や周囲の人に怪しまれたことがなかったから、同じような格好をして辺りを物色していた』と説明しとった。見た目も決して清潔とはいわれへん服装やったから、自身の経験を生かしたつもりやったんやろ」(捜査事情通)


















