【実録】20代女性「5日で800万円」の罠…カンボジアでトクリュウにたらい回し

公開日: 更新日:

「高額報酬」「現地サポートあり」──甘い言葉に誘われて東南アジアへ渡った日本の若者が、現地の犯罪組織に拘束され特殊詐欺への加担を強いられる被害が相次いでいる。

 今回、日刊ゲンダイの取材に応じたのは、大阪市内の歓楽街で働く20代の女性・A子さんだ。彼女が明かしたカンボジアでの体験とその証言は、まさに映画をもしのぐ生々しい「現代の人身売買」そのものだった。

■「以前行った店だから」と油断…到着した瞬間に凍りついたアジトの異様

「カンボジアへの出稼ぎは2回目で、以前渡航した際と同じ店舗の案内によるルートでした。『5日間で800万円』という破格の提示でしたが、知っている店だし大丈夫だろうと完全に安心しきっていたんです」(A子さん)

 ところが、現地の空港に降り立った瞬間に甘い考えは打ち砕かれる。送迎車に乗せられ連れていかれたのは、きらびやかなホテルなどではなく、厳重に監視された中国マフィアの人身売買組織のアジトだった。

「車を降りた瞬間、物々しい雰囲気の男たちに囲まれて……『えっ、ウソでしょ?』と一気に血の気が引きました。そのままスマホとパスポートを力づくで奪われ、薄暗い部屋に監禁されたんです。何が起きているのか分からず、恐怖で足がガクガクと震えました」(A子さん)

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK出演にSNSでは抗議の声も…彬子女王と伊藤穰一氏をつなぐ「裏千家」とブータン王室の深い関係

  2. 2

    女優・烏丸せつこさんは郷里の滋賀に引っ越し、2歳下のダンナさんとラブラブ生活

  3. 3

    巨人・橋上監督代行に課された“最終任務” 「岡本和真の後釜候補」に道筋を立てられるか

  4. 4

    日テレ「ウルトラクイズ」復活で思い出す…氏家齊一郎社長の「赤字番組など必要ない」

  5. 5

    中間淳太が生謝罪も…WEST.脱退問題のウラに重岡大毅のアツすぎるバンドスタイルと“音楽性の違い”

  1. 6

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  2. 7

    水前寺清子(1)作詞家・星野哲郎への恩と愛称「チータ」誕生の理由

  3. 8

    俳優・山本學さん89歳「たかだか役者なんですから」の気持ちでやってます

  4. 9

    今も歩くのに苦戦…元プロレスラー武藤敬司さん人工関節手術を語る

  5. 10

    婚活で早く結婚できる人、できない人の決定的な差…「電柱女子」「電柱男子」は成婚から遠ざかる