社会人ナンバー1捕手が“逆指名” 巨人はドラフトも一人勝ち

公開日: 更新日:

 巨人広島に3連勝し、あっという間に日本シリーズ進出を決めたが、24日に迫ったドラフトでも一人勝ちの様相だ。複数球団が上位候補に挙げている社会人ナンバーワン捕手の日本生命・小林誠司(24)が、巨人を“逆指名”していることが分かった。

 巨人は34歳・阿部の後継者探しが急務。先日、原監督も「そこが補強ポイント」と公言していたが、そんな中、日生の花野監督が巨人以外の11球団のスカウトに、こんなことを言っているという。パ・リーグ某球団のスカウトがこう言う。

「実は花野監督に『小林を行きたい球団に行かせてやりたいんや。申し訳ないけど、できれば指名は遠慮してくれ』と通告されたんです。そりゃ、教え子を少しでもいい環境でプレーさせてやりたいという気持ちは分かる。給料も注目度も巨人が一番。より高いレベルでということなんでしょうが、その巨人は小林を1位じゃなくて外れ1位か2位でいくみたいなんです。2位でも一本釣りなんてことになったらたまりませんよ。他の球団のスカウトもカンカンです」

 パの別のスカウトによると、小林は「打撃力に難があるものの、捕手として強肩とリード面は一級品。二塁への送球タイムは1秒9。これはプロでも速い方です」と言う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動