6600万円超? 巨人・菅野は“安定感”で上原超え!?

公開日: 更新日:

「さすが巨人」と他球団の選手はため息をついている。西村の年俸が1億円アップし、村田が3年10億円の大型契約。山口が3億2000万円と、この数日だけでも浮世離れした数字がポンポン飛び交っているのだ。

 注目されるのは週明けの9日に契約更改交渉が予定されている新人の菅野智之(24)。新人王はヤクルトの小川に譲ったものの、連敗が一度もない安定感で13勝6敗。日本シリーズでは楽天の田中にも投げ勝った。年俸1500万円から、いくらアップするのか。

 同僚の沢村の新人時代は11勝11敗で投球回数が200イニングに到達して新人王を獲得。2年目は5500万円だった。そして、新人で20勝を挙げ、最多勝や沢村賞などのタイトルを総なめした上原(現レッドソックス)の6600万円も目安になる。1年の浪人生活と原監督の甥っ子という重圧をはねのけた「査定」も加味されるともっぱらで、上原超えも十分ありえるというのだ。

 菅野が「巨人に入って良かったなあ」と本当に実感するのは、サインする瞬間かもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘