ノーマル8位入賞も…葛西の足かせになった「主将」の責務

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 レジェンドの「不発」にはワケがあった。

 ジャンプ男子ノーマルヒル決勝に7大会連続五輪出場の葛西紀明(41)が出場。1本目101.5メートル、2本目は100メートルと距離を伸ばせず、合計255.2点。メダルは遠く、8位入賞が精いっぱいだった。

「失敗しない限りは金メダルに近づいている」とジャンプ後に悔しさをにじませたが、その悔しさは結果だけではない。本番に向けた調整が「ある事情」により思い通りにいかなかったからだ。それは、日本選手団「主将」の肩書と大きな関係がある。

■義理堅さやおとこ気が裏目に…

 葛西は今大会前、冬季五輪では最多出場の実績が買われ、日本オリンピック委員会(JOC)から主将に任命された。当初、本人は「大変名誉でありうれしいこと」と大役の抜擢を喜んでいたが、その裏では複雑な思いを抱いていた。

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