日欧逆転…高梨の4位に胸なで下ろす国際スキー連盟の思惑

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 金メダルどころか、まさかの4位。スキー女子ジャンプノーマルヒル(日本時間12日未明)の高梨沙羅(17)の失敗ジャンプには、日本中が驚きとため息に包まれた。対照的に胸を撫で下ろしたのが国際スキー連盟(FIS)だという。13戦10勝と今季の女子ジャンプW杯で強すぎる高梨に、頭を抱えていたからだ。

 関係者がこう打ち明ける。
「FISとしては女子ジャンプがソチ五輪でやっと正式種目に採用され、W杯でどんどん盛り上げていくつもりだった。ところが実力、人気ナンバーワンのサラ・ヘンドリクソン(米)が昨夏の膝の故障で欠場した上に、高梨ばかりが勝ち続け、関心が薄れてしまった。ヨーロッパの女子ジャンプの会場は客の入りが悪く、ファンが集まったのは、1月に日本で行われた札幌と蔵王の2大会くらい。このままソチ五輪で高梨が金メダルを取ったら、FISは高梨対策でルール変更まで言い出すとの噂が流れたほどです」

 五輪種目に採用されたとはいえ、FISに登録されている女子ジャンパーは世界で約200人。定期的に競技に出場しているのは100人程度。まだまだ基盤は脆弱(ぜいじゃく)だ。

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