投入ためらうケースも…巨人・原監督に「山口後遺症」の懸念

公開日: 更新日:

 左肩の脱力感を訴え、都内病院で検査を受けていた巨人の山口(30)がチーム休養日の19日、沖縄キャンプ施設でトレーニングを行った。

 検査の結果は「軽い炎症」。20日以降にキャッチボールを再開する予定で、「遅れを取り戻す」と意欲的だった。

 首脳陣はホッと一安心だろうが、もちろん楽観はできない。山口は前人未到の6年連続60試合以上登板を続けており、「いつ大きな故障を引き起こしても不思議はない」という声は多い。大事に至らなかったとしても、ベンチは慎重にならざるを得ないだろう。

 鉄腕の異名を取る山口が、肩の異変を訴えたのは今回が初めて。これまで、ピンチで山口に頼り切りだった原監督も、「ムリはさせられない」と投入を躊躇するケースが出てくるはずだ。一時的とはいえ、山口の離脱は巨人にとって軽くはない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い