SP世界最高点 完成度増したキム・ヨナの円熟味と安定感

公開日: 更新日:

「バンクーバー五輪金メダルで小さい頃からの夢は達成した。ソチ五輪は現役最後の試合、最善を尽くせれば満足です。リラックスして競争を楽しみたい」

 韓国のキム・ヨナ(23)は大会前、ソチ五輪の公式HPのインタビューでこう答えている。そしてキム・ヨナの中学時代の友人も、日本のテレビ局の取材にこう話していた。

「(ヨナは)1カ月でコンディションが良い日は1日あるかないかと話していました。体の状態が良い日は少なく、痛いところやつらいことが多い」

 足のケガもあった今季は出場試合も少なく、世界ランクも29位。ソチのSPではトップグループが入る4、5組ではなく、3組での17人目の演技となった。

 だが、気のないような本人の発言も友人の証言も、“三味線”ではなかったかと思えてくる。いざ演技が始まると、冒頭の3回転ルッツ、3回転トーループのコンビネーションジャンプをピタリと決めた。続く3回転フリップも見事に着氷。ジャンプ、スピン、ステップでほとんどノーミス。7つの演技構成すべてで基礎点を大きく上回り、得点は74.92。今季、SPでの世界最高得点を叩き出した。不安視されていた右足の不安もまったく感じさせなかった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日テレ河村亮アナと菅谷大介アナは50代で死去…「俺たちの箱根駅伝」放送開始で改めて追悼の声

  2. 2

    グダグタの横浜市長選…「組織戦の“素人”候補vsカジノ争点化に躍起のパワハラ前職」の展開で終盤戦へ

  3. 3

    ついにハシゴ外した高市首相…簗農相の予算委ポンコツ答弁が「クビ切り」の決定打に

  4. 4

    「救命病棟24時」江口洋介復帰で初回2ケタも…松嶋菜々子不在の第2シリーズが“歴代最高”、松雪泰子の「香坂先生」待望論

  5. 5

    “クズキャラ”芸人は消滅する…「TKO」木下隆行に続く「我が家」杉山裕之の寂しい末路

  1. 6

    横浜・織田翔希はNPB入りなら工藤中日が最適か…吉井楽天も魅力、阪神とオリには不安材料

  2. 7

    中日ナインは“理屈屋”工藤公康新監督についていけるか? 圧倒的知識量と裏方も心酔する人心掌握術

  3. 8

    工藤公康新監督の成否のカギ握る雅子夫人の「内助の功」 中日特有の“面倒臭さ”にはあの落合博満氏も苦しんだ

  4. 9

    阪神に「甲子園のDeNA」という鬼門…佐藤輝、森下、大山の中軸がそろって“借りてきた猫”状態

  5. 10

    元timelesz猪俣周杜の素行の背景 “王道アイドルとは雲泥の差”メン地下アイドルの闇

おすすめ求人情報

Sponsored by 求人ボックス