GPシリーズはズル休み? キム・ヨナの右足故障に偽装説

公開日: 更新日:

「(今シーズンに出場した)2つの大会より自信を持てる状態です」

 ソチ五輪で2連覇を目指すフィギュアスケート女子のキム・ヨナ(23)は15日、ソウル市内で行われた五輪選手団の公開取材日に出席。キッパリとこういった。

 ヨナは昨年8月に右足甲を故障し、今季のグランプリシリーズ(GS)を欠場。ファンの前で演技を披露したのは、ライバルが不在だった昨年12月のB級大会と今月初めの韓国選手権だけである。

 フィギュア選手にとって五輪シーズンは、例年以上にピーキング(調整)が重要になる。ソチ五輪代表になれば、ショートプログラムとフリーが行われる2月19、20日に最高のコンディションに持っていかなければならない。

 そこで、「足の故障を理由に、GSのズル休みを決めたのではないか」と疑念を抱くフィギュア関係者もいるのだ。

■真央の最強ライバルに囁かれる噂の真偽

 GSに参戦するつもりだったヨナは当初、浅田真央(23)の出ないカナダ杯とフランス杯にエントリーしていた。ヨナにとってGSは五輪キップに関係ない。それでもGSに出れば単なる調整試合にはできない理由がある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • その他のアクセスランキング

  1. 1

    スポーツ界に時代錯誤の事案が多発する根本原因…新聞社後援イベントは限界と危うさを孕んでいる

  2. 2

    GPシリーズ初戦SP、坂本花織は2位発進も…集大成の今季に待ち受ける茨の道

  3. 3

    出雲駅伝7位完敗の青学大・原監督に直撃「ばけばけ大作戦の点数? 0点でしょう!(苦笑)」

  4. 4

    JOC山下泰裕会長の療養離脱からはや1年…三屋裕子代行でも“無問題の大問題”

  5. 5

    極めて由々しき事案に心が痛い…メーカーとの契約にも“アスリートファースト”必要です

  1. 6

    広陵高の暴力問題が話題だが…私は世羅高3年で主将になって、陸上部に蔓延する悪習を全て撤廃した

  2. 7

    柔道五輪金メダリスト・松本薫さんは2週に1度ファミリーフィッシングで堤防へ「胸の奥には大物への渇望がくすぶっています」

  3. 8

    “ミスター・ラグビー”と呼ばれた松尾雄治さん 西麻布で会員制バーを切り盛り「格安なので大繁盛だよ」

  4. 9

    テニスの団体戦を愛するキング夫人はドジャースの共同オーナー 大谷獲得でも猛プッシュ

  5. 10

    川合俊一らと男子バレー“御三家”だった井上謙さんは「発達障害の息子のおかげで学んだ」

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 2

    自維連立に透ける実現不能の“空手形”…維新が「絶対条件」と拘る議員定数削減にもウラがある

  3. 3

    自維連立が秒読みで「橋下徹大臣」爆誕説が急浮上…維新は閣内協力でも深刻人材難

  4. 4

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  5. 5

    ラウールが通う“試験ナシ”でも超ハイレベルな早稲田大の人間科学部eスクールとは?

  1. 6

    ポンコツ自民のシンボル! お騒がせ女性議員3人衆が“炎上爆弾”連発…「貧すれば鈍す」の末期ぶりが露呈

  2. 7

    日本ハム1位・伊藤大海 北海道の漁師町で育った泣き虫小僧

  3. 8

    米倉涼子の薬物逮捕は考えにくいが…業界が一斉に彼女から手を引き始めた

  4. 9

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  5. 10

    影山雅永JFA技術委員長の“児童ポルノ逮捕”で「森保監督がホッとしている情報」の深層