SP世界最高点 完成度増したキム・ヨナの円熟味と安定感

公開日: 更新日:

 キム・ヨナは「フィギュアはスポーツであると同時に、芸術的な面があるのが好き」と話している。得点こそ78点台を出したバンクーバーに及ばなかったが、ソチで円熟味と安定感を増した演技を見せた。

 キム・ヨナは演技後、こう語った。

「練習のときは少し緊張した。やれるかどうかわからなかったけど、自分を信じてやりきりました。ショートプログラムが終わったときは、夢の中にいるようだった。ホッとした」


 2位のソトニコワ(ロシア)、3位のコストナー(イタリア)とは僅差だが、実績では一日の長がある。カタリナ・ビット(旧東ドイツ、84年サラエボ、88年カルガリー連覇)以来の2大会連続金メダルのお膳立ては整った。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋