先発ローテ入り濃厚も メッツ松坂の足を引っ張る“弱肩”正妻

公開日: 更新日:

 マイナー契約から這い上がり、先発ローテーション入りを目指すメッツ松坂大輔(33)が18日(日本時間19日)のタイガース戦に登板。5回を7安打4失点、5三振、1四球だった。2年連続MVPで、主砲のカブレラのソロ本塁打など2発浴び、強力打線の餌食にされた。

 それでも松坂の先発ローテーション入りは濃厚だ。ここに来てメッツの先発陣は2番手左腕ニースがひじを故障。松坂と先発5番手を競っていた左腕のラナンはセットアッパーに回る見込みだ。先発の頭数が足りないこともあり、4番手で起用される見込み。

■マイナー時代には「投手泣かせ」の声

 今季、完全復活を目指している松坂だが、正妻に足を引っ張られかねない。今季、正捕手を務めるメジャー2年目のダーノーは強打が売り。ドジャース時代には野茂の女房役で、メッツでもプレーしたピアザ2世の呼び声高い。しかし、本家同様の弱肩。昨季30試合にマスクをかぶり、盗塁阻止率2割8厘はナ・リーグ37位だった。おまけにボールブロッキングにも難があり、マイナー時代には「投手泣かせ」の捕手として知られていた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  3. 3

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 4

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 5

    高市首相「世界の真ん中で咲き誇る日本外交」どこへ? 中国、北朝鮮、ロシアからナメられっぱなしで早くもドン詰まり

  1. 6

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  2. 7

    阪神・佐藤輝明の侍J選外は“緊急辞退”だった!「今オフメジャー説」に球界ザワつく

  3. 8

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  4. 9

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 10

    古川琴音“旧ジャニ御用達”も当然の「驚異の女優IQの高さ」と共演者の魅力を最大限に引き出すプロ根性