巨人だけが「G難度」を使えてハラ立たねえのか セ・リーグ他球団!

公開日: 更新日:

 体操の技の難度はAからGまであるらしい。前回の東京オリンピックはAからCまでしかない時代。新しい技を繰り出すのをウルトラCと呼んだ。

 今やオリンピックや世界選手権で優勝する選手になるとE難度は当たり前、内村航平や加藤凌平はF難度、G難度まで挑戦するようになった。

 公式の競技会で自分の考案した新しい技を申請して成功すれば、技に選手個人の名前が付く。トカチェフやコバチなどがそうだ。友人と2人で初めて入った飲み屋で、威勢のいい店員が「いらっしゃいませ伸身のコバチよろしく!」「よろこんで!」とお通しが出てきたなんてこともある(ウソだけど)。

 一方、いかに難度が高いオリジナル技だろうと申請した試合で失敗してしまったら、以後に誰が成功させようが選手の名前は付かず、「後方抱え込み3回宙返り2回ひねり下り」などと長ったらしい名前になるらしい。

 床運動なんぞスローモーションで見ても分からないようなピョンピョンクルクルを編み出した白井健三。
「さあフィニッシュです、助走で弾みをつけて後方伸身宙返り4回ひねり、着地がピタリと決まったぁぁ!」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾