巨人だけが「G難度」を使えてハラ立たねえのか セ・リーグ他球団!

公開日: 更新日:

 体操の技の難度はAからGまであるらしい。前回の東京オリンピックはAからCまでしかない時代。新しい技を繰り出すのをウルトラCと呼んだ。

 今やオリンピックや世界選手権で優勝する選手になるとE難度は当たり前、内村航平や加藤凌平はF難度、G難度まで挑戦するようになった。

 公式の競技会で自分の考案した新しい技を申請して成功すれば、技に選手個人の名前が付く。トカチェフやコバチなどがそうだ。友人と2人で初めて入った飲み屋で、威勢のいい店員が「いらっしゃいませ伸身のコバチよろしく!」「よろこんで!」とお通しが出てきたなんてこともある(ウソだけど)。

 一方、いかに難度が高いオリジナル技だろうと申請した試合で失敗してしまったら、以後に誰が成功させようが選手の名前は付かず、「後方抱え込み3回宙返り2回ひねり下り」などと長ったらしい名前になるらしい。

 床運動なんぞスローモーションで見ても分からないようなピョンピョンクルクルを編み出した白井健三。
「さあフィニッシュです、助走で弾みをつけて後方伸身宙返り4回ひねり、着地がピタリと決まったぁぁ!」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    冷静になれば危うさばかり…高市バブルの化けの皮がもう剥がれてきた

  2. 2

    すい臓がんの治療が成功しやすい条件…2年前に公表の日テレ菅谷大介アナは箱根旅行

  3. 3

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み

  4. 4

    高市首相「午前3時出勤」は日米“大はしゃぎ”会談の自業自得…維新吉村代表「野党の質問通告遅い」はフェイク

  5. 5

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  1. 6

    「戦隊ヒロイン」ゴジュウユニコーン役の今森茉耶 不倫騒動&未成年飲酒で人気シリーズ終了にミソ

  2. 7

    維新・藤田共同代表に自民党から「辞任圧力」…還流疑惑対応に加え“名刺さらし”で複雑化

  3. 8

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 9

    志茂田景樹さんは「要介護5」の車イス生活に…施設は合わず、自宅で前向きな日々

  5. 10

    NHK大河「べらぼう」に最後まで東洲斎写楽が登場しないナゼ?