元6階級制覇のパッキャオ 「高額ファイトマネー」の行方

公開日: 更新日:

 金額を聞くとため息が出る。
 WBO世界ウエルター級タイトルマッチ(12日・米ネバダ州ラスベガス)が行われ、元6階級制覇のマニー・パッキャオ(35=フィリピン)が、王者のティモシー・ブラッドリー(30=米国)に3-0で判定勝ちした。

 12年6月にブラッドリーに判定負け。物議をかもした一戦となった。その半年後には、マルケスにパンチをくらって6回KO負け。引退説も囁かれたが、昨年のリオス戦に判定勝ちし雑音を払拭。今回の勝利で、「(他の仕事もあるので)簡単ではないですけど、勝利をもたらしてくれた神に感謝します。あと2、3年は続けていきたい」と言った。

 パッキャオの試合は高額ファイトマネーが話題になる。今回は最低保障2000万ドル(約20億円)とPPV(ペイ・パー・ビュー)ボーナスが別途つく。ブラッドリーも600万ドル(約6億円)が約束されている。

 昨年のリオス戦は総額で1800万ドル(約18億円)を手にし、12年のマルケス戦はPPV件数100万のボーナスとあわせて2600万ドル(約26億円)も稼いだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾