プロ2戦目はTKO勝ちも…村田諒太に頭抱えるフジテレビ

公開日: 更新日:

 6日のプロ2戦目で米国のピーターソン(27)に8回1分20秒でTKO勝ちした、ロンドン五輪男子ミドル級金メダルの村田諒太(27)。レフェリーが試合を止めた直後にペコリ、ペコリと四方に頭を垂れる姿にアマチュアの名残を感じさせたものの、試合ではプロボクサーとしての階段を着実に上がっていることを印象付けた。プロ転向で懸念されたスタミナ不足を、最終ラウンドの猛ラッシュで払拭。本人も「物凄く不細工な試合」と言いつつ、「8ラウンド戦えたのはプラス」と手応えを口にした。

■コーナーポストに「有馬記念」

「来年2月にマカオで次戦を行う予定の村田陣営は、プロ4戦目か5戦目で米国進出し、ラスベガスで世界ランカーと対戦する青写真を描いています。金メダリストの前には世界までの真っすぐなレールが敷かれているのは確かですが、その一方で頭を抱えているのがデビュー戦から村田の試合を中継するフジテレビです。この日の試合でも、リング四方のコーナーポストに入る『コーナースポンサー』が集まらず、4つのうち2つは競馬の『有馬記念』のレース告知だった。競馬中継をするフジテレビが関係の深いJRAに泣きついて“協力”してもらったともっぱら。スポットCMのスポンサー集めにも四苦八苦したと聞いています」(民放局関係者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  2. 2

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  3. 3

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  4. 4

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  5. 5

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  1. 6

    大炎上中の維新「国保逃れ」を猪瀬直樹議員まさかの“絶賛” 政界関係者が激怒!

  2. 7

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  3. 8

    維新の「終わりの始まり」…自民批判できず党勢拡大も困難で薄れる存在意義 吉村&藤田の二頭政治いつまで?

  4. 9

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  5. 10

    SKY-HI「未成年アイドルを深夜に呼び出し」報道の波紋 “芸能界を健全に”の崇高理念が完全ブーメラン