ダル 唯一メジャー無失点の裏に「5キロ減」と「下半身強化」

公開日: 更新日:

 160億円右腕の田中将大(25)を上回る好スタートを切ったのがレンジャーズのダルビッシュ有(27)だ。

 11日(日本時間12日)のアストロズ戦は8回を1安打1四球無失点。6日(同7日)のレイズ戦では7回を無失点に抑えており、これで計15回無失点。12日現在、規定投球回をクリアして、なおかつ開幕から点を取られていない投手はメジャーでダルしかいない。

 好スタートの要因のひとつはオフの肉体改造だろう。頬はこけ、アゴのラインが一層シャープになったのはテレビでも一目瞭然だ。

 質のいい筋肉に変えるため、オフには肉から野菜中心のメニューにして体質改善を図った。その結果、大幅な減量に成功した。昨季のレンジャーズの公式ホームページに掲載された体重は102キロ。今季は97キロと記されており、オフの間に5キロ減量したことになる。いや、実際はそれ以上、痩せたという声もある。

 メジャーの先発投手は年間200イニング以上の登板が求められる。長いシーズンを乗り切るため、ベスト体重より5キロ近く増量して開幕に臨むケースも少なくない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  3. 3

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 4

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 5

    高市首相「世界の真ん中で咲き誇る日本外交」どこへ? 中国、北朝鮮、ロシアからナメられっぱなしで早くもドン詰まり

  1. 6

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  2. 7

    阪神・佐藤輝明の侍J選外は“緊急辞退”だった!「今オフメジャー説」に球界ザワつく

  3. 8

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  4. 9

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 10

    古川琴音“旧ジャニ御用達”も当然の「驚異の女優IQの高さ」と共演者の魅力を最大限に引き出すプロ根性