浅田真央も勝みなみも アスリート「15歳開花説」の謎解き

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 15歳といえば高校1年だ。知能も発達し、自分の能力や試合のことを分析するなど、客観的視野も広がってくる。

「それもあるでしょう。ゴルフにしろ、フィギュアにしろ、ジャンプにしろ、小さな頃から専門技術を学んでいれば、神経、筋肉が活性化される15歳の頃に成人と同じようなパフォーマンスができたとしても驚くことではない。生理的にはまったく不思議ではないのです。特に女子です。プロを負かした勝みなみは15歳でもプロよりドライバーが飛んでいた。平均飛距離は250ヤードと聞きました。女子は男子より早熟で、15歳でも成人と体力差はほとんどない。女子の15歳は男子の15歳よりも成人選手に勝つ可能性は、はるかに高い。ただし、大人になっても、順調に伸びていくかは別の問題です」(前出の平山氏)

 恐るべき15歳は、今後も続々と現れるかもしれない。

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