2度目の救援失敗…Rソックス田沢に右ひじ手術の反動懸念
これまでトミー・ジョン手術を受けながら、腱を再断裂したり肩の故障に苦しんだ速球派投手は少なくない。最近ではタイガースの剛腕セットアッパーだったズマヤが10年に2度目の手術を受け、復帰できないまま今季開幕前に引退した。
昨季の田沢は最速159キロをマークし、メジャーの強打者を抑えてきたが、今季は球威不足。ここまでの最速は4月22日のヤンキース戦でイチローに投じた152キロ。疲労の少ないシーズン序盤だけに球威不足は不安要素だ。
4月に右肩の不安を訴えて登板を回避した守護神の上原同様にレッドソックスの日本人投手は昨季のような活躍は期待できそうにない。