Rソックス上原 DL入り先送りも「右肩検査」に一抹の不安

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 メジャーを代表するクローザーの右肩が不安だ。

 レッドソックスの守護神・上原浩治(39)のことだ。右肩の張りを訴えていた右腕は13日(日本時間14日)、キャッチボールや遠投などで状態を確認。異常は見られなかったものの、遠征先のニューヨークから本拠地のボストンに戻って精密検査を受けることになった。

 上原は11日の練習中に右肩の不調を訴え、その後は首脳陣に直訴してセーブ機会のある場面でも登板を回避した。今後は14日にも検査を受け、15日のホワイトソックス戦(シカゴ)でチームに合流する見込みだ。

■昨季酷使の反動か

 上原はレッドソックスに移籍した昨季、リリーフ投手2人が故障したため、6月からクローザーを務めた。自己最多の73試合(74回3分の1)に登板し、4勝1敗、防御率1.09をマーク。絶対的な守護神として安定した投球を続け、タイガースとのリーグ優勝決定戦(5試合で無失点)ではMVPに選ばれた。チームの6年ぶりの世界一にも貢献した。今季はここまで5試合に登板して2セーブを挙げ、順調なスタートを切った。

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