5割復帰の原動力 日ハムリリーフ陣の不安は夏場の「酷使」

公開日: 更新日:

3連勝で5割復帰

 日本ハム西武に勝って3連勝。5割復帰の立役者といえば、リリーフ陣だろう。
 15日は先発の上沢が五回、無死一、三塁のピンチを招いて降板。その後を谷元、カーター、宮西、クロッタ、増井とつないで逃げ切り、この5人がお立ち台に上がった。

 これで5月は8勝4敗と勝ち越し。中でも大きいのは新外国人のカーターだ。ここまで6試合に登板して無失点、ヒットは2本しか打たれていない。カーターを獲得したのは開幕時の守護神・武田久の穴を埋めるためらしいから、このまま状態が良ければクロッタと並んでセットアッパーに昇格する可能性もある。

 不安はリリーフ陣の酷使か。何しろ栗山監督は先発に見切りをつけるのが早い。序盤に2~3点取られると、たまらずブルペンに連絡を入れ、リリーフに準備をさせるという。一部リリーフ陣からは不満の声も上がっているらしい。

 まだ、開幕して1カ月半。これから暑い夏場を迎え、シーズンはさらに終盤へと続く。好調なリリーフ陣の体と気持ちが最後までもつか、心配にもなるのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    いとうあさこだけでない「育ちの良さ」が隠せない50代女芸人…“実家が太い”“隠れ高学歴”の強者も

  2. 2

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  3. 3

    ドジャース大谷の3年連続本塁打王に超強力ライバル…ベテラン2人が「新規大型契約」狙い目の色変える

  4. 4

    松本潤はやっぱり“持っている男”だった! 主演の7月期TBS日曜劇場はヒットの条件が勢揃い、「どうする家康」の汚名返上へ

  5. 5

    いとうあさこ「過去の不倫」告白もダメージゼロ! 本物の“お嬢様”が持つ愛され要素

  1. 6

    阪神藤川采配の奇々怪々…「佐藤輝明を三塁に固定、ヘルナンデスを外野で使うのが普通やろ」

  2. 7

    【スクープ!】元横綱白鵬が相撲協会に「退職届」を突きつけていた! あまりの自己チューぶりに「洗脳説」まで浮上

  3. 8

    備蓄米で不当に儲けている? ネットにあふれる「コメ高騰は卸売業者が元凶」ウワサの真偽

  4. 9

    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終

  5. 10

    国民民主党ブームはジ・エンドか…玉木雄一郎代表「備蓄米は動物の餌」発言に批判殺到