カブス鈴木誠也を突き動かす「打点王こそ正義」…驚異の得点圏打率はドジャース大谷すら遥かに凌ぐ
カブス鈴木誠也(30)が2度目のナ・リーグ週間MVPに選出された。日本時間28日のロッキーズ戦では、先制の適時打を放ち、8試合連続安打。今季メジャー最速で50打点に到達した。
日本時代に獲得した打撃のタイトルは、2019年と21年に首位打者。本塁打はリーグ3位、打点は同4位止まりでタイトルには届かなかった。
広島最終年となった21年に打率.317、38本塁打、88打点の好成績を残したが、当時、鈴木はこう語っていた。
「カープで長く4番を打たせてもらって、今年は(2度目の)首位打者を取れたのは素直にうれしい。本塁打王も惜しかったけど(1本差の39本でヤクルトの村上と巨人の岡本)、僕はホームランバッターじゃないから取れなくても別にいいんです。それより4番なのに、打点王争いに絡めないのがすごく悔しい。ホームランバッターが打点を稼ぐ上で有利なのは分かるけど、どうにかしてもっと打点を稼いでチームに貢献したい。チャンスで打ちまくるしかないのかな。打点って一番勝利に貢献している感じがしますよね」