• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger
松崎菊也
著者のコラム一覧
松崎菊也戯作者

53年3月9日、大分県別府市生まれ。日大芸術学部放送学科卒業後は宇野重吉らが率いる「劇団民藝」に所属。その後はコントグループ「キモサベ社中」「キャラバン」を経て、88年にコントグループ「ニュースペーパー」を結成。リーダー兼脚本家として活躍した。98、99年にはTBSラジオ「松崎菊也のいかがなものか!」でパーソナリティーを務めた。現在も風刺エッセイや一人芝居を中心に活躍中。

きたねえ飲み屋のカウンタ―で結論「日本の決勝トーナメント進出は無理だな」

ブラジルW杯を肴に喧々囂々

 昔、ジャマイカでいざ観光へ、と日本人ばかりでチャーターバスに乗った時、出発時刻を30分過ぎたが一向に動き出さないバスへ、同行のオヤジが怒鳴った。
「運ちゃんよ、日本だったらおまえクビだぞ!」

 わたくし、そのオヤジに説教めいたことを垂れたのを思い出す。
「おやっさんねえ、ここは日本じゃないんだから。郷に入れば郷に従え。ジャマイカ時間ってのがあるんだよ。ジャマイカに来たら万事任せて、じゃ、ま~い~か?」

 こちらのダジャレには一瞥(いちべつ)もなくオヤジは憤然と吐き捨てた。
「こっちぁ高え旅費払ってんだ!」

 その後、ようやく動きだしたバスでカリブ海のまったりした海岸へ連れていかれたのだが、バスから降りて来たわたくしら東洋人らしき一団へ充血した目をしたジャマイカンが「麻薬買わないか? マリフアナあるよ」と取り囲んできた。日本人はみな怯え切って椰子(やし)の木陰から一歩も出なかったし、そういう物売りの中へ面白がって飛び込むやつはいなかった(わたくしを除いて)。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のスポーツ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「稼いだのは1カ月…」ブレークから10年たった鼠先輩は今

  2. 2

    “元彼”と同時引退? 幻に消えた安室奈美恵の「再婚」報道

  3. 3

    沖縄県知事選 玉城デニー氏「ひとつになって前進すべき」

  4. 4

    プーチンに後から反論…安倍首相“フェイク発言”の苦し紛れ

  5. 5

    抑え崩壊で接戦恐怖症 巨人最後の手段は「守護神・菅野」

  6. 6

    今季でクビの選手が続出? 阪神“不良債権”11億円の中身

  7. 7

    19歳ガングロで起業し注目「ギャル社長」藤田志穂さんは今

  8. 8

    巨人と西武のオーナーが示唆も…「監督続投要請」の吉凶

  9. 9

    富士山大噴火 気象研「降灰量シミュレーション」の衝撃

  10. 10

    OBも疑心暗鬼 巨人・由伸監督“続投示唆”から急失速のナゾ

もっと見る