貧打ロッテ 緊急補強リストに載る「ロートル」と「問題児」

公開日: 更新日:

 しかし、外国人選手として初の2000本安打を達成したラミレスも今年10月で40歳。いくら日本球界を知り尽くしているとはいえ、DeNAでの最終年となった昨年はわずか56試合の出場で打率.185、2本塁打、14打点に終わった。守備の負担のないDH制はプラスになるかもしれないが、球団内には「起爆剤になるような力が残されているのか」と懐疑的な声もあるという。

 もうひとりが、現DeNAの中村紀洋(40)だ。実績も経験も十分の右の和製大砲。中畑監督と衝突して二軍落ちのペナルティーを食らったところにもってきて、キューバからグリエルがやってきた。二塁と三塁が本職のこの超大物の加入で、中村はますます不要。交換要員次第では、こちらもすぐにトレードが成立する可能性はある。

「とはいっても、中村も7月で41歳。札付きの問題児ですから、フロントが二の足を踏むのも仕方がない。格安年俸で獲得できれば損はないとはいえ、イチかバチかで獲得するのか、その判断に悩んでいるんでしょう」とは、前出関係者。
 補強期限は7月末である。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動