B組首位決戦カナダvsスイス…開催国の新たな歴史か、欧州の常連が意地を見せるか【日本時間25日朝4時キックオフ】

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カナダ

 日本時間25日午前4時、B組首位のカナダと同2位スイスがバンクーバーで激突する。

 ともに1勝1分けの勝ち点4。得失点差で上回るカナダは引き分け以上で1位通過となり、初の決勝トーナメント進出にも大きく近づく。スイスは勝てば逆転で首位に立つ。アイスホッケー大国からサッカー大国への飛躍を狙う開催国と、移民国家を象徴する多彩な顔ぶれを擁する欧州のくせもの。そんな両国をざっくり紹介する。

  ◇  ◇  ◇


 6月13日の国内初戦(ボスニア・ヘルツェゴビナ戦)はトロントで行われ、独自の開幕セレモニーを実施。

 セレモニーにはアラニス・モリセット、マイケル・ブーブレ、アレッシア・カーラら自国の著名アーティストが出演予定。カナダの多様性を象徴する演出になった。

 前回2022年カタール大会では、1986年メキシコ大会以来36年ぶりにW杯出場を果たしたが、3戦全敗で1次リーグで敗退。が、クロアチア戦で左SBアルフォンソ・デイビスがW杯初ゴールを決めた。開催国として、初の勝ち点を狙う。 24年のコパ・アメリカでは、ジェシー・マーシュ監督のもと、準決勝進出を果たした。南米勢相手に結果を残したことが糧になった。

 そんなカナダは、アイスホッケー大国として有名だが、同国の調査会社「The Logit Group」によれば、近年は若者の間でサッカー人気が伸びているという。

 歴史的エポックをつくったデイビスは、今大会も左SBでチームを牽引。同国史上最多得点記録保持者のFWジョナサン・デイビッドが得点源だ。デイビッドは昨夏、ユベントス(ITA)に移籍。セリエA初年度となる25-26年シーズンは、34試合出場(先発20、途中出場14)で6得点4アシストとやや物足りない成績に終わった。W杯でその鬱憤を晴らし、サッカー大国へと歩みを進める。

・過去最高 1次リーグ
・前回大会 1次リーグ
・予選成績 開催国

■キーマン:ジョナサン・デイビッド

 26年3月末時点でカナダの歴代最多得点記録を持つエースストライカー(代表通算75試合で39得点)。

 米ニューヨーク州ブルックリン生まれ。ハイチ人の両親のもと、カナダのオタワで育った。17歳でベルギー・ヘントに加入、すぐさま頭角を現した。

「このワールドカップを、カナダのサッカーを永遠に変える大会にしたい。この国でサッカーが“ナンバーワンのスポーツ”になるくらいに」

 FIFA公式インタビューでこう語ったデイビッド。歴史を変えることができるか。

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