DeNA崩壊の音…中畑監督が生んだ前代未聞「造反」騒動

公開日: 更新日:

 もうメチャクチャだ。7日、巨人に2-10とボロ負けしたDeNAに勃発した造反騒動。試合前、中畑清監督(60)が6日の試合で4番を打っていた中村紀洋(40)を登録抹消し、その理由について、「(6日の試合で)チーム方針に従わない言動があった。懲罰的なところがある。それを許すとチームが機能しなくなる。責任者として処置を取るのは当然」と説明したのが始まりだった。DeNA関係者がこう言った。

「6日の試合の八回に4番の(中村)ノリが三ゴロ併殺打に倒れた。このとき、一塁走者の梶谷がスタートを切ったことに腹を立てたのです。もともとノリは自分の打席で走者を動かされることを極度に嫌う。打撃に集中できないというのです。そうはいっても、その日の巨人先発のセドンは牽制もクイックも苦手。ミーティングで<積極的にかき回していこう>と全員で確認していた。梶谷は初回に盗塁を決めてリーグトップの12盗塁。チーム盗塁数だって巨人に次いでリーグ2位の数字。<足を使う>のはチーム方針なんです。梶谷には自分の意思で盗塁していいという『グリーンライト』が与えられている。それに注文をつけたわけだから、これは采配批判にあたると二軍行きが通告されたのです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動