日ハムが巨人戦全敗…栗山監督は“蛇に睨まれたカエル”

公開日: 更新日:

 4番の中田は巨人戦4試合で14打数無安打と大ブレーキ。打線をことごとく分断した。11日の試合は故障離脱した陽の代役の中堅に、未経験の二塁手・西川を起用。打撃力を買った栗山監督の勝負手だったが、不慣れな守備位置での送球が乱れ、失点につながった。巨人戦になると、やることなすこと裏目に出るのだ。

 2勝4敗で敗退した日本シリーズを含め、就任以来、巨人戦通算は6勝12敗である。
 巨人の原監督は「ファイターズに4戦全勝なんて、めったにないこと」とホクホク顔。本来なら、この日の先発予定は菅野だった。それが、発熱の影響で登板間隔を空けることになった“谷間”の試合だった。巨人戦を全敗で終えた栗山ハムが、交流戦で再び連勝を始めてくれれば、原巨人にとって、これ以上ない“援軍”だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因