阪神打線をピシャリ 日ハム大谷「器用貧乏」からの脱却

公開日: 更新日:

 確かに今季、先発ローテ入りして以降の大谷の成長には目覚ましいものがある。変化球でストライクが取れるようになっただけでなく、要所で使う140キロ台のフォークは手の内に。コンスタントに150キロを超す速球も、コーナーに投げ分けられるようになってきた。

 試合後の本人が「試合前のブルペンで(球が)バラけていたし、調子自体は良くなかった。けれども、試合で修正して粘れた」と言うように、修正能力も上がった。

 それもこれもプロ2年目で、体ができてきたことと無関係ではない。なんでもソツなくこなせる器用さにパワーが加わって、投手としてひと回りもふた回りもスケールアップした。
「この2年で何かが前に進み始めたね。どう成長したのかを甲子園で確認したかったと思う」とは栗山監督だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  2. 2

    激太り危機は今や昔…浜崎あゆみ「激ヤセ説」も「連日ケーキ2個」の健啖ぶり

  3. 3

    オレが立浪和義にコンプレックスを抱いた深層…現役時代は一度も食事したことがなかった

  4. 4

    小芝風花&森川葵はナゼ外れた? 来秋朝ドラ「ばけばけ」ヒロインを髙石あかりが射止めた舞台裏

  5. 5

    「備蓄米ブーム」が完全終了…“進次郎効果”も消滅で、店頭では大量の在庫のお寒い現状

  1. 6

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  2. 7

    カブス鈴木誠也に「打点王」がグッと近づく吉報 “目の上のタンコブ”スアレスにア・リーグへのトレード情報

  3. 8

    立浪和義の「白米禁止令」は星野仙一イズムの継承だろう…かつては自身も大目玉を食らっていた

  4. 9

    参政党の公党にあるまじき「メディア排除」気質…会見場から神奈川新聞の批判記者を締め出し

  5. 10

    さや氏「略奪婚は人の道に反する」と否定もネットでは“今井絵理子枠”確定の皮肉…胸元露わな妖艶スタイルも