阪神・和田監督が執念…巨人戦6試合はクビ賭けた“天王山”

公開日: 更新日:

 和田監督がこの6試合にかけるのは、自身の「今後」とも関係がありそうだ。阪神OBが言う。

「阪神は前年2位に終わり、今年は打倒巨人を掲げている。巨人と3・5ゲーム差なら優勝の可能性も十分にあるが、契約最終年を迎える和田監督は親会社の株主から『クビ要求』を突き付けられ、後がない。チームが好調の今、巨人戦をアピールの場と考えたんだろう。巨人に勝てば、ファンも後半戦に期待が持てる。でなきゃ、勝負どころはまだ先のこの時期に、無理に先発ローテを再編しない」

 親会社、球団としても、宿敵巨人との6試合を和田監督の器を測るモノサシにしても不思議ではない。6試合で巨人を圧倒し、その勢いで逆転優勝できれば続投に近づくだろうし、逆に巨人に手も足も出ないようなら、ファンからの退陣要求はヒートアップする。シーズン中盤でも和田監督にとっては“天王山”なのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  3. 3

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  4. 4

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  5. 5

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑