著者のコラム一覧
松崎菊也戯作者

53年3月9日、大分県別府市生まれ。日大芸術学部放送学科卒業後は宇野重吉らが率いる「劇団民藝」に所属。その後はコントグループ「キモサベ社中」「キャラバン」を経て、88年にコントグループ「ニュースペーパー」を結成。リーダー兼脚本家として活躍した。98、99年にはTBSラジオ「松崎菊也のいかがなものか!」でパーソナリティーを務めた。現在も風刺エッセイや一人芝居を中心に活躍中。

サッカーも政治もいつまで外国人ににゃんにゃんし続けるのだ

公開日: 更新日:

「弱い相手とばかり親善試合して、ギャラだけザックザックため込みやがって、ざっけろ~や」

 とは書き込まなかった。

 日本人は総じて、おおらかな物腰でこちら側へ乗り込んで胸襟を開く外国人に弱い。それに対して、自我ばかり強くて、胸襟を開かないように見える朴やら習やらの隣近所のオバハンおっさんを嫌う。

 それは、自分たちも同様におおらかではなく、いつまでもガキでいることに慣れきって、大きな懐で抱きとめてくれる(決してアジア系ではない)欧米系外国人に「にゃんにゃん」していたいからだ。

 政治を思い出してみなさい。レーガンに「にゃんにゃん」した中曽根、クリントンに「にゃんにゃん」したけど無視された森喜朗、ブッシュに「にゃんにゃん」した小泉、オバマに「にゃんにゃん」し続ける安倍、根っこはみんな同じ。

 欧米人に任せておけばなんとかなるし、都合が悪くなっても自分たちは責任を取らなくても大丈夫。次の欧米人に「にゃんにゃん」すれば、組織の安泰は続くのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状