日ハムのCS決めた斎藤佑 次回登板はフェニックスリーグ

公開日: 更新日:

 29日に先発し、5回2安打1失点でチームのCS進出を決めたのが日本ハム斎藤佑樹(26)だ。初回にソロ本塁打を浴びたものの、その後はわずか1安打。今季2勝(1敗)目を手にした。

 かつての「ハンカチ王子」も今季はわずか6試合。この日の登板も風邪でダウンした後輩、大谷翔平(20)の代役だ。球速もせいぜい140キロ、制球力も良いとはいえない。それでもこの日は要所要所で好投。苦手といわれていた右打者の内角、左打者の外角ギリギリにズバリとストライクを投げ込んでいた。

 内容は徐々に進化している斎藤。それでもCSで出番があるかといえば、話は別。なにせ、この日は5回わずか82球で降板。最初から「5回まで」と決めていた首脳陣に勝たせてもらったようなものだ。

 CS進出が決まる大舞台での登板も、「斎藤に自信をつけてもらおう」という首脳陣の親心。本人もそれがわかっているのか、お立ち台では、「ポストシーズンの意気込み? 少しでもチームに貢献できれば」と言葉を濁した。

 次の登板はCSではなく、フェニックスリーグになりそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  2. 2

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  3. 3

    参政党トンデモ言説「行き過ぎた男女共同参画」はやはり非科学的 専業主婦は「むしろ少子化を加速させる」と識者バッサリ

  4. 4

    巨人・阿部監督に心境の変化「岡本和真とまた来季」…主砲のメジャー挑戦可否がチーム内外で注目集める

  5. 5

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」【全編】

  1. 6

    オレが立浪和義にコンプレックスを抱いた深層…現役時代は一度も食事したことがなかった

  2. 7

    上野樹里“ガン無視動画”にネット騒然! 夫・和田唱との笑顔ツーショットの裏のリアルな夫婦仲

  3. 8

    立浪和義の「白米禁止令」は星野仙一イズムの継承だろう…かつては自身も大目玉を食らっていた

  4. 9

    激太り危機は今や昔…浜崎あゆみ「激ヤセ説」も「連日ケーキ2個」の健啖ぶり

  5. 10

    パックン、長谷川ミラにも批判殺到…「ABEMA」違法外国人問題を巡りフィフィも参戦、海外ルーツのタレントにも分断起きる