大谷ははるか先…日ハム斎藤佑のライバルは「3年目と新人」

公開日: 更新日:

 右肩痛からの復活を目指す日本ハム斎藤佑樹(25)は、開幕2戦目、29日のオリックス戦の先発が内定している。

 キャンプ、オープン戦で右肩の不安を払拭。ストレートの球速も140キロ台中盤まで上がってきた。「投手として好調な大谷に刺激を受け、負けてられないと取り組んだことが好結果につながっている」とはさる担当記者だが、「栗山監督はまだ、斎藤を信用していません」と日ハムOBがこう続ける。

「今年はシュートを覚えて投球の幅が広がったというものの、死球覚悟で右打者の内角をえぐる大胆さはない。要するにまだ精神的に追い込まれてるわけじゃない。それでも結果は出ているし、ここで見切りをつけたら本当に終わってしまう。栗山監督は斎藤のプライドを配慮して開幕2番手で使うのでしょう」

 開幕2番手で投げるのは事実でも、首脳陣の掛け値なしの評価はローテーションの6番手を争っているところ。今季中にローテの軸になる可能性のある大谷ははるか先を走っていて、「斎藤のライバルは3年目の上沢直之(20)とルーキーでドラフト2位の浦野博司(24)」(前出のOB)だそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

  2. 2
    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

  3. 3
    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

  4. 4
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 5
    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

  1. 6
    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

  2. 7
    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

  3. 8
    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

  4. 9
    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

  5. 10
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗